県民大会決勝トーナメント1回戦 対科学技術高校

「予選リーグを無事通過し、いよいよ決勝トーナメント1回戦。対戦相手は、報徳、関学に次ぐ実力と言われる科学技術高校。
結果は17(3T1G)-19(3T2G)(前半7-19 後半10-0)で惜しくも敗戦。

しかし、内容は何としてでもこのゲームに勝ってベスト4入りを目指したい科学技術高校の執念みたいなものが印象に残った試合だった。キックオフ直前、科学技術高校ゲームキャプテンの「最初の10分で試合を決めるゾ!」の一喝があったが、結果はその通りになった。

科技高は総合力では分が悪いとの判断からか、彼らの戦術は極めてシンプルで、徹底したFW周辺の縦突進を繰り返し、甲南の反則を誘ってPKを得てゴール前まで進めば、そこからモール攻勢で一気にトライを捕りに行く。開始から20分、甲南は殆どボールを手にすることなく、自陣で守勢に立たされ、2トライ奪われた。

後半に入り、甲南の猛反撃が始まるが、科学技術は足が止まってきたFW陣に対しBKリーダーから終始、大声で叱咤激励があったことも印象的であった。結局 時間切れで逆転に至らず、甲南の惜敗となった。

甲南は後半、対照的に左右に振り回し、相手のデイフェンスの穴をつくことを試みて2トライ奪い、トライ数では追いついた。
細かいミスはともかく、大きな戦術的な混乱もなかったと思う。やや元気がなかったのか、やはり勝つことへの執念の差か?プレイしている本人達が一番 悔しさを感じているはず。
この悔しさをバネに秋のシーズンに向けて鍛錬して欲しい。
君達なら まだまだ強くなれる!!  頑張れ 甲南!!」

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