南郷杯 成蹊との定期戦を前に(2)

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成蹊の父、中村春二さんを記した「自由教育の旗手 中村春二」
一貫教育で伸び、伸びと育てる教育方針、教育理念を持つ、成蹊学園の創設者中村春二さんを描いた漫画本。(2006.10・26のブログ参照)

今度は甲南の父、平生釟三郎さんを記した「正しく 強く 朗らかに 平生釟三郎」がこの3月末に発刊された。
中村春二さんの教育理念は平生さんに大きく影響をあたえた。
中村さんは自由と個性を尊重し、人格・学問・心身共にバランスの取れた人間教育を実践されていたからだ。
成蹊と時期を同じくして自由教育を目指した一貫教育の甲南の創設者平生さんを描いた漫画本。幼稚園園児、小学生にも楽しんで読めるように漫画本になっている。
成蹊は池袋に成蹊実務学校から、甲南は住吉に甲南幼稚園からでスタートこそ違え、一貫教育の学校。
お互いに、関東の財界有力者の協力を得て、甲南は関西の財界有力者の協力を得て出来た学校である。

「平生釟三郎」文中からラグビーに関する部分を紹介すると
(P59以降)平生氏が東京海上保険勤務時代、ロンドンでラグビーと出会い、ラグビーの良さを知る。
(P150以降)「教育こそが日本をつくる」
甲南では正しく生きていくためにはスポーツのフェアプレー精神を観につけるには授業にラグビーを取り入れる。
人間形成に最適なラグビーが大好きだった。
ノーサイド=試合が終わればすべてがノーサイド。ゲームセットといわない所が気に入っていた。
そんな紳士の条件に似たラグビー精神が大好きだった。

 共働互助  「ともに動き、ともに助け合うチームメイト」で

**この本は阪急芦屋川駅南すぐの本屋さんにあるのでご一読あれ。
幻冬舎メディアコンサルティング発行 ¥1200+税       以上

4月1日の雲海雑記帳について大学の先輩 荒金氏より参考アドレスを教えていただきました。

以上

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