中村春二先生

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h.nakamura

中村春二が描いた成蹊実務学校(1912)上
大正自由教育の旗手「中村春二」下

「中村 春二」とは

8/26の「雲海雑記帖」,9/7の「徳育、体育、知育」に「甲南」と「成蹊」について書いた。
中村先生は関東財界人の協力をえて「成蹊」を、平生先生は関西財界人の協力を得て「甲南」を創った。
中村春二に協力したのは旧友である三菱の基礎を築いた「岩崎小弥太」、銀行家「今村繁三」。

今般、大正自由教育の旗手「中村春二」が小学館、監修:成蹊学園史料館により発刊された。(定価 本体1,200円+税)

成蹊学園小学生にもわかるようマンガ形式で漢字にふりがなをふ付している。
内容は
①なぜ中村春二は「成蹊」を創ったか。
②岩崎小弥太について
③今村繁三について
④大正自由教育
⑤年表:中村春二が活躍した時代

年表は中村春二、岩崎小弥太、今村繁三と日本と世界の出来事が書かれており、その中には1912(明治45年)甲南小学校開講と記載されている。

成蹊実務学校は1912(明治45年)池袋に開講。
我々の知る吉祥寺には1924に移転開講。中村は1924の2月開講前に死去している。

ご紹介まで。

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