高校練習試合

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seisho

(オレンジ=啓光、青=成章、白+緑=甲南)

近畿大会を前に練習試合<3月16日(日)>

京都成章、啓光学園を甲南大学六甲アイGに迎えて練習試合を行った。

甲南29-24啓光(前半10-24、後半19-0) 啓光1軍+2軍
(試合展開)
前半5分、8分、15分と啓光のTB左展開から3T(1G)を許す。
20分に啓光陣左ゴール前10mラインアウトからFWがモールで持ち込み左隅にT
24分には啓光右ゴール前ラインアウトから同じようにFWでT
しかし、前半終了間際に啓光はポスト左にT(G)
後半10分、15分と甲南は啓光ゴールポスト前5mのラックからの揺さぶりで2T1G
25分にも中央で啓光TBパスミスを取った甲南が右中間にT(G)

甲南21-5京都成章(前半14-5、後半7-0)
(試合展開)
5分、中央付近ラックから甲南は左に展開、TBで繋ぎポスト左にT(G)
8分にも中央付近からの相手パスミスから球を拾った甲南が中央にT(G)
20分、成章は甲南ゴール前反則から左に展開し左隅にT
後半15分に甲南は成章陣左10m付近ラックから左に展開、TBが抜け出し中央にT(G)

<ゲームを見て>
今回、成章、啓光ともにメンバーを落としたチームと甲南は戦ったが、FW,BKで球を繋ぎ、早い連続攻撃、走る甲南の展開ラグビーで得点する場面が目立った。
先週に練習していた第1次攻撃で縦を突いて、2次攻撃、3次攻撃で揺さぶる練習の成果はゲームの中で現れていた。

FWのフォローUPは良くなっているがバックスのデフェンスに甘さが見られた。
勢い良くデフェンスに出るもののゲインラインで相手を待ってしまう。ゲインラインを割られることなく倒しても相手は勢いで前に出た形になるので連続した早い球出を許してしまう点が気になった。兵庫県予選チームのように横流れの相手では通用するがたてを突くフォローの勢いには負けてしまう。相手のリズムに合わせないよう、リズムを作らせないように早く相手がボールを受けたところに突っ込むぐらいで倒して欲しい。

近畿大会ではFWもBKも思い切ったタックル、セービングで相手の勢いを止め、オープン攻撃ではFW、BK一体でボールを繋ぎ、フィールドを広く使って相手ゴールに走りこんで欲しい。

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