ある女子高クラブをみて

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この写真はある女子高校のマーチングバンド部。
たまたま、朝、演技の3時間前、駅広場に集合しての朝礼模様。

コーチからキャプテンに集合の指示が出るとキャプテンの「集合」の声に今まで自由にしていた部員はこの「集合」の一言、声がかかると整列するのに1分ぐらいだろう。
コーチはちょっと離れたところで腕組みをして見守っている。
マーチングバンドはただ演奏するだけでなく、行進などの演技もあり、一糸乱れぬ動きが要求されるこの団体競技。
常に個人から団体行動への切り替えの訓練、反応速度が身についているのだろう。

これを見て思った。
試合で開始の5分、ノーサイド前5分が勝負に影響すると。
今年を振り返って、キックオフからエンジンのかかりが遅い、得点後のリスタートでピンチを迎えることが多かったのも“ちょっとした気の緩み”からか、日頃から訓練が出来ていないことでは・・・と思う。
練習時間も学校からの決めごとで限られている。その限られた時間内に「どれだけの練習メニューを消化し、身につけるか」・・・時間が大事。
試合も決まった時間内にどれだけ自軍が使うか、相手ボールの時間を与えないことだ。
だから練習中の話し合いの時間はもったいない。練習中はコーチの指示に従えばいい。
ミーティングは事前、事後、休憩時間に行ってプレーに集中。
練習ではPLAN―DO-SEE-ACTIONのうちD-Aの繰り返しでP-Sは事前事後のミーティング時でいいと思う。
練習でミスしたときはミスした人がわかるだろうし、コーチから指示が出るだろう。
どれだけ練習で積み重ねたプレーが試合でミスなく発揮できるか、そのためには繰り返しの練習に集中することだろう。

一寸、女子高の行動を見て思った。
年寄りのいらぬ心配であればいい。

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