県民大会を振り返り(私見)

28c73933.JPG

決勝優勝

<追いついた・・・追い越せ!>

兵庫県のベスト3 > 甲南・報徳・関学の3校が全国大会出場権を争うことになるだろうが夏合宿で各校共に個々の体力、技量を磨きチームとしての底上げを図ってくるので、ライバルの2校、その他の学校も気を許せない。
私の目から県民大会を振り返って>>>
甲南の関学戦、報徳戦では<絶対に勝つ>との気構えがゲームに出ていた。
FW、BK共に前に出ようとする姿勢、前に、前に・・の気構え、低いタックルが相手ゲインラインより前でのチャージを生み、有効なキックをさせない・・・1次で倒せなくとも相手姿勢が立ち直る前に2次のタックル、フォローがなされて相手の自由度を奪ったことに尽きる。
関学戦では前半を完封し、報徳戦でも取られた後、すぐに取り返す粘りが相手の勢いを奪った。
関学戦、報徳戦でFWもよく耐えたが、後半20分過ぎからボールへの集散が悪くなった。WTBが敵陣に走りこんでも相手3人と甲南WTBがタッチに押出される場面が2回ほどあったのは残念だ。(WTBの内側に誰かついていれば新たなポイントが生まれ揺さぶれる。もしくは相手のオフサイドも誘発してただろう。)
この大会で奪った得点はFW,BKが一体となりトライを取っているが、奪われた得点は殆ど自陣内反則からのラインアウトを貴店としたモールで奪われたもの。
新人戦後、県民大会でのFW力はUPしている。尚一層のスクラム、ラインアウトの確実性、モール対策と走り負けない耐久力UPを秋の試合までにつけて欲しい。
<報徳に追いついたが追い越していない
相手も追いつかれたら引き離そうと一所懸命だ。
関学も他の学校も甲南を目標に戦い方を研究してくる。
今後も対戦相手にプレッシャーを与え続け、貪欲に得点を重ねる試合展開をしてみんなの夢<全国大会>を手にするまで頑張って欲しい。
怪我人は治療に専念して早期回復に専念してください。

この記事を書いた人