中学新人戦をみて

中学の試合を見て
対灘中戦ゴール内の戦い

中学新人戦をみて
身長140cm位の1年生がゲームで170cmぐらいの間を走り回っている。
中1の頃、私もこの位の身長だったのでチビ選手に目がいき応援する。
高1の時の土屋先輩(SO・主将)は身長がなかったが、大きな相手の足元を片手でボールを抱え、もう片方の手と足(3本足)でクルっとすり抜ける、タックルも下から潜り込んで押上げるから相撲の“足取り”で大きな力士を仰向けに倒すように。痛快だった。

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対合同(1年生)

中学の試合を見るのは、昨年末の同志社、報徳との練習試合以来だ。(07/12/28に掲載)、昨年の新人戦ではまるで鬼ごっこ、サッカーだった連中が見違えるようになっている。
敵前での無責任なパスはなく相手にぶつかり、体を揺さぶり、脚をかき前進する。
そんなFW戦の球の動きをHBが声を出し教えている。
TBも次の動きのために位置に戻ってラインを形成してA/Dに備えている。
それも写真のように1年生チームでもラインがきちんとできる様になり,SHの“キープ、キープ、出た”の声にあわせデフェンスラインが揃って前に押し出し、足元にタックル。
ボールが転がっていれば手で取りにいかずにセービングで止める。
基本を忠実にやっている。
関学・報徳戦は反則で自滅したに等しい得点を与えてしまった。
関学をゲインさせていなかったし、報徳には9番の動きを止めれば3校に大きな差はない。気を許した方が負けになる。(報徳9番はどの試合でもいい動きをしていた。)
高校に続いて中学も近畿大会への希望がもて、秋の大会が待ち遠しい。

ただ一言。練習グランドの問題があるがグランドの端から端まで走りきる走力、耐久力にそれに基本の反復を今年の夏合宿で昨年のように長距離ランで耐久力、持続力をつけて走り負けない力を。高校も同じだが・・。

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