甲南対芦屋 前半のCTBは深く縦をついていた。相手もフォローする甲南にひきつけられWTBのトライにつながる。
準々決勝の関学―神戸甲北戦の試合は
関学 36-17 甲北
前半 5-14
後半 31-3
得点だけ見ると後半、簡単に関学が逆転勝利と見るだろうが・・・・・。
前半開始早々から甲北はパント攻撃で関学がもたつく間に中央付近にトライ(G)
その後もハイパント攻撃と早い出足のデフェンスで関学BKのSOは動けず、蹴ってもミスキック、オープンにまわしてもプレッシャーからCTBは手につかず甲北に攻め込まれ自陣で戦う状況で前半は終了近くに1Tを返すのがやっとの状態。
パントキックをあげられると関学FWは戻りきれない。
相手キックを考えると関学らしいデフェンスの出足も鈍ってくる。
後半、甲北にPGを決められリードをゆるすが、甲北は中央付近から関学陣に入ってもモール、ラックでサイドを突くがゴールまで届かない。
それでも得点は後半10分近くまで甲北がリード。
疲れの出てきた甲北のパント、キックも高く上がらないしFWもばて気味。
キックパスで関学に球を渡している状態になると関学に流れが変わりどうにか甲北に2T,2G差(14点差)で辛勝した。
関学が従来、自陣からFWを前に出すSOのキックを多用するが、反対に蹴られると関学FWは戻れないし、関学BKがリターンキックについていけないなど1,2列の足は止まるがこの試合は甲北より関学のほうがスタミナが勝った結果の勝利だ。